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井戸茶碗の謎
タイトル 井戸茶碗の謎

著者 申翰均

定価 2,000円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-064-7

発売日 2008/3/18

内容 井戸茶碗は雑器? それとも神のための器?

秀吉や利休を魅了した井戸茶碗は、時を経て日本の国宝となっている。しかし、井戸茶碗には「謎」が多い。いまだ窯すら限定できず、韓国では同種のものさえ発見されない。
韓国の陶工が日韓を往復し、探し求めた「井戸茶碗の正体」。実作者でなければ語ることのできない、歴史ミステリーにして、もうひとつの日韓文化史。

著者プロフィール ■申翰均(シンハンギュン)
陶工。韓国の高麗茶碗を最初に再現した陶芸家・申正熙(シンジョンヒ)の長男として、1960年、慶尚南道の泗川で生まれた。毎年画廊にて招待展を開いており、1993年に韓国工芸大典で銅賞を受賞。1996年に国内で初めて会寧釉薬を再現した。
著者は10年間に渡り、高麗茶碗を探し求めて確認作業を続けている。現在は慶尚南道の梁山市にある韓国三宝寺刹のひとつである「通度寺」の近くで作陶活動をしながら、韓国陶磁器の本質を究めるために、韓国・日本間を往来しながら活動中。
本書は2005年6月、韓国で『私たちの茶碗の物語』(カヤネット出版)のタイトルで出版され注目された。




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