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中国人の胃袋−日中食文化考
タイトル

中国人の胃袋−日中食文化考

著者 張競

定価 1,600円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-098-2

発売日 2008/6/4

内容 中国人はゲテモノがお好き?

ヘビも食べれば、犬肉料理も食べる中国人の旺盛なる食欲。
日本人が知っているのは中華料理の一部にしか過ぎない!?
比較文学者にして、自ら厨房に立つが著者が綴る、
蘊蓄のスパイスたっぷりの、東アジア食文化エッセイ。

「日本の中華料理は水準が高い。わたしはこれまで欧米や日本の二十カ
所以上の都市で中華料理を食べたが、もっとも美味しいのは東京であ
る。それだけ、日本人の舌が肥えていて、中華料理の味に詳しいと言え
よう。しかし、それは中国の食文化をよく知っているかどうかとは別問
題だ。中国の食文化について、むしろいまでも知られていないことが多
く、また先入観も誤解も少なくないであろう」──「はしがき」より

著者プロフィール ■張 競(ちょう・きょう)
1953年、上海生まれ。上海の華東師範大学を卒業、同大学助手を経 て日本留学。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化博士課程修了。東北芸術工科大学助教授、國學院大学助教授を経て、現在、明治 大学教授(比較文化学)。主な著作に『恋の中国文明史』(筑摩ライブ ラリー、1993年/ちくま学芸文庫、1997年)、『近代中国と 「恋愛」の発見』(岩波書店、一九九五年)、『中華料理の文化史』 (ちくま新書、1997年)、『美女とは何か──日中美人の文化史』 (晶文社、2001年/角川ソフィア文庫、2007年)、『天翔るシンボルたち──幻想動物の文化誌』(農文協、2002年)、『文化の オフサイド/ノーサイド』(岩波書店、2004年)、『アジアを読む』(みすず書房、2006年)など。『恋の中国文明史』で第
45回読売文学賞評論・伝記賞受賞、『近代中国と「恋愛」の発見』で一 九九五年度サントリー学芸賞受賞(芸術文学部門)。




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