生物としての人類進化と
情報アーキテクチャと
自由のあり方について……
知の領域横断とはこのこと!
本編よりも雄弁な「解説」で
教養をバージョンアップ!
「訳者のネームバリューで本が売れる稀有な翻訳家」と言われる山形浩生は、
そのあとがきの面白さでも知られる。ことに自然科学、経済、社会学系の翻訳書に
おけるあとがきは、その本の概要のみならず、当該分野におけるポジショニング、
評価などがコンパクトにまとめられていて、「本編よりも面白くてわかりやすい」と評判。
その大評判のあとがきを厳選して一冊に収録し、知の最前線を体験してもらおうというのが本書。
インターネット上の自由と規制を考えるうえで基本文献となったレッシグの『CODE』3部作、
環境運動家たちの統計の誤用濫用をあばいたロンボルグの連作、心理学史上名高い
「アイヒマン実験」についてのミルグラムによる報告など、さまざまな分野で
メルクマールとなった本の解説から学ぶ、異色の教養テキスト。
ロングセラー『新教養主義宣言』から10年ぶりの姉妹編、遂に刊行。
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