著者：眼科医 荒井宏幸
価格：1,080円(税込)
荒井宏幸 プロフィール
医学博士・眼科専門医。1990年防衛医科大学校卒業。同大学附属病院眼科、自衛隊中央病院眼科、国家公務員共済組合三宿病院眼科等を経て1998年、クイーンズアイクリニック開設。1998年、南青山アイクリニック横浜(現みなとみらいアイクリニック)主任執刀医。2010年、医療法人社団ライト理事長、防衛医科大学校非常勤講師。
1998年、米国視察中にレーシック手術を受けその効果に感動。以降、最新眼科治療に積極的に取り組み、多くのスポーツ選手・タレントのレーシックを手掛け、施術数は2万人以上にのぼる。2016年2月に『目は治ります。』を出版。
眼科医師でさえ諦めていた老眼が治る！
皆さん、はじめまして。眼科医の荒井宏幸です。いきなりですが「命の次に大切なのは目」だと私は思っています。しかし加齢とともに誰にでもやって来る「老眼」。私が研修医の頃は、老眼は老眼鏡で対処するしかないと、医師も患者も考えていました。でも、現在ではそれが治るのです！
老眼と白内障を一緒に治す。まさに革命的進化！
とりわけここ数年の眼科治療の進歩には目を見張るものがあります。老眼だけでなく白内障も一緒に治してしまう治療法も開発されました。手術は日帰りで、実際の治療時間は15分ほど。麻酔も目薬なので痛みはほとんどありません。すごい時代になったものだと、私自身も驚いているほどです。
多くの人は、最新の老眼治療のレベルを知らない。
いまや7000万人以上と言われる老眼人口。しかし、こんなに素晴らしい治療法があるのにそれを知っている人は意外にわずかです。最新の老眼治療に触れた人の多くは「こんな治療法があるとは知らなかった」「もっと早く治療を受ければよかった」と言われます。また近年、スマートフォンの過度の使用により若年性の老眼が増えています。人生これからという若い人達にはなおさら、こうした治療法を知ってほしいと思います。ここで、私が施術した患者さんの術後のコメントをいくつかご紹介しましょう。
世界が変わった！ 近くも遠くもはっきり見える。
「ずっと目が良かったので、老眼になりメガネを取ったり付けたりの生活がとにかく面倒でした。手術後は本当に世界が変わりました。会議の資料も裸眼ではっきり見えるし、ゴルフ場でははるか彼方のボールが着弾する所まで見えます」荒井好孝さん(手術当時56歳)
今まで老眼が治るなんて思ってもみなかった！
「偶然、手術経験者の話を聞き、そんなに簡単ならと受ける事にしました。術後の感動は表現できません！ モノがはっきり見えるようになると、掃除、遊び、運転、散歩、衣替え・・・何でも簡単にできるようになり身も心も軽くなります」張紀子さん(手術当時67歳)
術後、紙の白さに驚いた。白いものが白く見える！
「白内障と老眼と近視をすべて一度の手術で治しました。術後、驚いたのは紙が白く見える事です。術前は少し黄色がかって見えていたようです。モノがはっきり見える生活は本当に快適です」山本洋一さん(手術当時63歳)
本書では、手術経験者の
もっと詳しいコメントをご紹介しています。
老眼治療を検討されている方には
きっとご参考になると思います。
目を手術するのは・・・恐い？ 不安？
では、なぜ多くの人は眼科治療に対する認識・関心が薄いのか？ 我々の啓蒙活動が足りないせいもあるかもしれませんが、おそらく主な原因は下記ではないかと想像します。
(1)眼科治療トラブルへの不安
(2)目の手術に対する生理的な恐怖
(3)高額の治療費
でもこれらには誤解があります。
治療時間はわずか15分。痛みはほとんどなし。
数年前、レーシック手術での感染症がニュースになった事がありましたが、原因は病院の衛生管理や術後のフォローなどの管理体制にあり、治療方法とは直接関係ありません。目の手術に対する必要以上の恐怖や高額の治療費という認識についても少なからず誤解があります。手術の際の麻酔は目薬だけ。最新鋭のレーザー機器も駆使しながらの安全・精密な手術であり、痛みもほとんど感じません。また保健適応の治療法もあり、それらはメガネやコンタクトレンズの長期の維持費と比べても遜色ありません。
様々な治療方法から自分に合ったものを選ぶ。
一口に最新眼科治療といっても、下記のように様々な方法があります。
●レーシック
●眼内レンズ(単焦点/多焦点)
●老眼リング
●レインドロップ
●ナイトレンズ
それぞれに特長があり、メリットやデメリットがあります。大切なのは、目の状態を事前検査で十分に把握するとともに、術後に望むライフスタイルに照らして治療法を選ぶことです。またそうしたコンサルティングを親身・丁寧に行ってくれる医師や病院を選ぶことも大切です。
本書『老眼は治ります。』の内容
はじめに
第一章 老眼なしで快適な毎日
第二章 誰でも老眼になります
第三章 老眼初期の治療
第四章 老眼と白内障から一生解放される治療
第五章 目の老化を予防する
私が体験したあの感動を皆さまにも！
最後に、私が最新眼科治療の道に進むきっかけとなった出来事をご紹介したいと思います。
私はもともとひどい乱視で視力は0.1。中学生からメガネをかけていました。医師になって数年後の1998年、米国視察中に見学したレーシック手術に大きな感銘を受け、即座に私自身も手術を受けました。
まったく痛みを感じることもなく、手術はあっという間に終わりました。
そして翌朝、滞在していたサンタモニカのホテル・シェトランドの部屋のカーテンを開けるや、それまで見たこともない景色が裸眼の目に飛び込んできました。青く広がる海と空。どこまでも続く海岸線。すべてが鮮やかで、昨日までの景色とはまるで違います。
この感動を一人でも多くの人に届けたい。眼科医として私が進むべき道が見えた瞬間でもあります。
荒井宏幸からの動画メッセージ！
BSフジオンデマンド番組「視力回復最前線 スーパー眼科専門医」に、スーパー眼科専門医として荒井宏幸が出演。レーシック手術について分かりやすく解説しています。