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生き延びるためのラカン
タイトル 生き延びるためのラカン

著者 斎藤環

定価 1,500円(本体価格)+税

ISBN 4862380069

発売日 2006/11/14

内容 「心の闇」を詮索するヒマがあったら、ラカンを読め!そうすれば世界の見方が変わってくる!
幻想と現実が紙一重のこの世界で、できるだけリアルに生き延びるための、世界で初めての“使える”ラカン解説書にして精神分析入門。

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ラカンとは……フランスの精神科医、精神分析家、哲学者であるジャック・ラカンを指す。フロイトの精神分析学を構造主義的に発展させたパリ・フロイト派の総帥である。
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(本文から)
「僕が思うに、今の社会には、ラカンじゃなければ解けないことがあまりにも多い。
……僕は覚醒していたい。幻想と現実がどんどん接近しているようにみえるこの世界で
できるだけリアルに生き延びたい。そのためにも僕たちには、いまこそラカンが必要なのだ」

動機なき殺人、トラウマ、ひきこもり、PTSD、二次元コンプレックス……
「僕の見たところ、いまの社会は、なんだかラカンの言ったことが、
あまりにもベタな感じで現実になってきている気がする」

著者プロフィール ■斎藤環(さいとう・たまき)
1961年生まれ。爽風会佐々木病院医師。思春期・青年期の精神病理、病跡学を専門とする。著書に『文脈病』(青土社)、『社会的ひきこもり』(PHP新書)、『戦闘美少女の精神分析』(太田出版)、『若者のすべて』(PHPエディターズ・グループ)『家族の痕跡』(筑摩書房)、『「負けた」教の信者たち』『「性愛」格差論』(中公新書ラクレ)など。




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