「心の闇」を詮索するヒマがあったら、ラカンを読め!そうすれば世界の見方が変わってくる!
幻想と現実が紙一重のこの世界で、できるだけリアルに生き延びるための、世界で初めての“使える”ラカン解説書にして精神分析入門。
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ラカンとは……フランスの精神科医、精神分析家、哲学者であるジャック・ラカンを指す。フロイトの精神分析学を構造主義的に発展させたパリ・フロイト派の総帥である。
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(本文から)
「僕が思うに、今の社会には、ラカンじゃなければ解けないことがあまりにも多い。
……僕は覚醒していたい。幻想と現実がどんどん接近しているようにみえるこの世界で
できるだけリアルに生き延びたい。そのためにも僕たちには、いまこそラカンが必要なのだ」
動機なき殺人、トラウマ、ひきこもり、PTSD、二次元コンプレックス……
「僕の見たところ、いまの社会は、なんだかラカンの言ったことが、
あまりにもベタな感じで現実になってきている気がする」 |