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■ 悪い男
津原泰水
キム・ギドク 原案・脚本
定価:1,300円(本体価格)+税 ISBN:4-901784-68-4
最凶最純の恋愛寓話、小説化。
男は女を娼婦まで堕とし,
男は女が客と寝るのを覗き,
男は女をどこまでも愛した…
2004年ベルリン・ベネチア各映画祭最優秀監督賞を受賞した韓国の鬼才キム・ギ ドク監督作品ノベライズ。ハンギ役に「Interview」「魚と寝る女」のチョ・ジェヒョンヒロイン女子大生ソナ役に「魚と寝る女」のソ・ウォン
【STORY】
孤独なやくざハンギは、街角で一目惚れした女子大生ソナの唇を突然奪う。この出来事からソナの人生は大きく狂わされていく。数日後、万引きの疑いをかけられたソナは、娼婦街に売り飛ばされてしまう。
最初は抵抗していたソナも、やがて娼婦街に染まり、客をとり始めていく。そんなソナの変貌を、彼女の商売部屋の鏡裏にある小部屋で見守り、ソナの身に危険が迫ると、命がけで助けるハンギ。
しかし、ある日ソナは娼婦にさせられたのは全てハンギの仕業だったと知り、激しい憎悪を持つのだが、心の奥にハンギを求める自分を見つけ…。
●津原泰水(つはらやすみ)●
1964年広島市生まれ。89年より津原やすみ名義で多数の少女小説を発表。97年、現在の名義で怪奇幻想長編『妖都』を上梓。その他の著書に『蘆屋家の崩壊』『少年トレチア』『赤い竪琴』など。
●キム・ギドク●
1960年韓国生まれ。92年滞在先のパリから帰国後、本格的に映画の道を歩み始める。99年『魚と寝る女』、01年『受取人不明』がベネチア国際映画祭,さらに02年ベルリン国際映画祭には『悪い男』と連続して国際映画祭のコンペティション部門に選出される。
04年ベルリン国際映画祭では『Samaritan Girl』で、同年ベネチア国際映画祭では『3-Iron』でそれぞれ最優秀監督賞を受賞。『春夏秋冬…そして春』、『コースト・カード』等の作品のほか,現在『サマリア』が公開中である。
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