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食の哲学
タイトル 食の哲学
「食べること」に潜む深い意味

著者 サラ・ウォース (著)
永瀬聡子 (訳)

定価 2,200円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-250-4

発売日 2022/6/10

内容 人は食べたものでできている。

プラトン、アリストテレスからカントに至るまで、哲学者たちは身体に対する精神の優位性を説き、身体に関わる「食」という「下等な概念」について論じることはほとんどなかった。だが、果たして「食」は下等な概念なのか?
食べるということは人間にとって最も基本的な行為の一つであり、食材を調理して食べるのは人間だけである。「食べること」についての考察は自己認識の在り方にも影響する。
本書では「味」の抽象的概念から食にまつわる具体的なあれこれまで、人間と食にまつわる考察が縦横に展開される。
気鋭の哲学者が、食材と料理そして味に関する哲学的考察を通して、読者を豊かで思いがけない知的冒険の旅へと誘うとともに、「食」に潜在する深い意味および意義に迫る独創的論考。

著者より
本書では、味わい食べるという現実の営みにまつわる問題に焦点を当てたい。読者の皆さんが、この領域に、これまであまり認識されていなかった興味深い哲学的テーマが隠れていることに気づいていただけたなら嬉しい。

【目次】
第一章 好みの問題
 味と好み
 趣味論
 趣味と道徳
 悪趣味について
 ワインの味
第二章 食の快楽
 快楽の哲学
 快楽の身体性と精神性、そして情緒性
 食と信仰
 動物と人間を分けるもの
 美的健全性
 ショコラとチョコレート
第三章 思想としてのスローフード
 食のイデオロギー
 スローフードは道徳的義務か
 テロワール
 コミュニティ
第四章 偽装と真正
 真実と嘘とオリーブオイル
 味覚を育てる
 趣味のパラドックス
 食べ物を知る
 食品の偽装
第五章 フードポルノの誘惑
 食とポルノ、食と女性
 食べ物と芸術
 哲学者、写真、映画
第六章 料理の哲学
 料理はプラトンに始まりプラトンに終わる
 知識と料理
 ルールブックとしてのレシピ
 ルールを破る
 イデオロギーとしての料理本
 認識論としての料理




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