Home > 書籍案内 > 「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか

「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか
タイトル 「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか

著者 仲俣暁生

定価 1,500円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-042-5

発売日 2007/3/13

内容

ポップで刺激的な新感覚読書案内

村上春樹、ポール・オースターらの「青春小説」は、なぜ「探偵小説」のスタイルをとっていたのか? 新本格ミステリ派から、綿矢りさ、金原ひとみ世代、西尾維新らライトノベルの作家まで、現代文学の見取り図を描く試み。ボーナストラックとして、舞城王太郎+愛媛川十三の短編小説、評論も収録。
「青春小説を完全に殺害してください」という批評家の挑戦(「『鍵のかかった部屋』をいかに解体するか」)に、舞城王太郎が創作(「僕のお腹の中からはたぶん『金閣寺』が出てくる。」)で応えるコラボレーションは、批評と創作の稀有な対決例として必読。現代文学を読むのがより愉しくなる、ポップで刺激的な新感覚読書案内。

著者プロフィール ■仲俣暁生(なかまた・あきお)
1964年、東京都生まれ。フリー編集者・文筆家。1990年代から「シティロード」「ワイアード日本版」「季刊・本とコンピュータ」などの雑誌で編集者として活動した後、現在は小説や音楽からインターネット文化にいたるまで、同時代の文化について幅広い執筆・編集活動を行う。著書に『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)、『極西文学論 Westway to the World』(晶文社)、写真家の大野純一氏との共著に『〈ことば〉の仕事』(原書房)がある。




■ご購入は全国の書店、または下記のオンライン書店で

Page Top