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モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌−可笑しな可笑しな万国ガイド
タイトル モーティマー夫人の不機嫌な世界地誌−可笑しな可笑しな万国ガイド

著者 トッド・プリュザン 編
三辺律子 訳

定価 1,500円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-045-6

発売日 2007/7/4

内容 そこまでいうか!
唖然、呆然、慄然。清々しいほどの独断と偏見が炸裂!

フランス―おしゃれだが、不潔。
スペイン―怠け者なだけでなく、残酷。
イタリア―無知で不道徳。
ギリシャ―歌が好きだが、うまくない。
トルコ―怠惰だから、賢いはずがない。
中国―中国の宗教は全部邪悪。
日本―邪悪な風習、ハラキリのある国。
などなど、19世紀ヴィクトリア朝時代の児童文学作家、モーティマー夫人がイングランドをほとんど出ずに世界をガイド。あまりに悪びれない差別と偏見に目がくぎづけ! 

著者プロフィール ■モーティマー夫人
本名ファヴェル・リー・モーティマー。19世紀に活躍した著名な児童文学作家。1802年ロンドンのラッセルスクエア生まれ。1878年、ウエストラントンにて没。16冊の児童書を残すが、処女作『夜明けに』は38カ国で翻訳され、少なくとも100万部を売るベストセラーになった。
■三辺律子
英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院児童文化学科終了。主な訳書に『龍のすむ家』『氷の伝説』(竹書房)、『時の彼方の王冠』(東京創元社)、『幽霊派遣会社』(偕成社)、『ミスアドヴェンチャー』(長崎出版)、書評執筆に『12歳からの読書案内(海外作品)』などがある。




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