フランス―おしゃれだが、不潔。 スペイン―怠け者なだけでなく、残酷。 イタリア―無知で不道徳。 ギリシャ―歌が好きだが、うまくない。 トルコ―怠惰だから、賢いはずがない。 中国―中国の宗教は全部邪悪。 日本―邪悪な風習、ハラキリのある国。 などなど、19世紀ヴィクトリア朝時代の児童文学作家、モーティマー夫人がイングランドをほとんど出ずに世界をガイド。あまりに悪びれない差別と偏見に目がくぎづけ!