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キリスト神話−偶像(アイドル)はいかにして作られたか
タイトル キリスト神話−偶像(アイドル)はいかにして作られたか

著者 トム・ハーパー
島田裕巳 訳

定価 1,800円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-051-7

発売日 2007/7/20

内容 教会は救世主神話=真の信仰を粉砕し、歴史的偶像(アイドル)を捏造した。
真実を知ることこそ、キリスト教をよみがえらせる唯一の道である!

北米で大論争を巻き起こした問題の書!

イエス・キリストと呼ばれた人間が地球上に存在していた証拠はどこにもない。
「新約聖書」だけに登場する人物の歴史的存在をなぜわれわれは疑わなくなったのか。教会は正統を誇らんがため、最初期のキリスト教が異教と共有していた豊かな神話的魂を抹殺した。今こそそれを取り戻し、真実のキリスト教に立ち帰る時である。

ハーパーは、キリスト教の信仰の中心にあるイエス・キリストについて、そのイメージを大胆に革新しようと試みている。長年の研究を通して、イエスが『新約聖書』の「福音書」に描かれたような歴史上の人物ではなく、より普遍性を持つ神話的な存在であることを確信するに至った。(解説より)

著者プロフィール ■トム・ハーパー
宗教・倫理に関する著作で世界的に著名である筆者は、ローズ奨学生としてオックスフォード大学に学ぶ。聖公会司祭、トロント大学教授の経歴を持つ。現在は『トロント・スター』紙でコラムを担当している。『For Christ’s Sake』(邦訳未刊)をはじめとする8冊のベストセラーがある。また、数々のラジオやテレビ番組の司会者としても活躍。
■訳者・島田裕巳
1953年東京生まれ。宗教学者。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。主な著書に、『宗教としてのバブル』(ソフトバンク新書)、『戒名(増補新版)』(法蔵館)、『個室』(日本評論社)、『オウム』(トランスビュー)、『女はすべからく結婚すべし』『会議はモメたほうがいい』(中公新書ラクレ)、『宗教情報の嘘』(朝日新聞社)、『相性が悪い!』『創価学会』(新潮新書)などがある。




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