教会は救世主神話=真の信仰を粉砕し、歴史的偶像(アイドル)を捏造した。
真実を知ることこそ、キリスト教をよみがえらせる唯一の道である!
北米で大論争を巻き起こした問題の書! イエス・キリストと呼ばれた人間が地球上に存在していた証拠はどこにもない。
「新約聖書」だけに登場する人物の歴史的存在をなぜわれわれは疑わなくなったのか。教会は正統を誇らんがため、最初期のキリスト教が異教と共有していた豊かな神話的魂を抹殺した。今こそそれを取り戻し、真実のキリスト教に立ち帰る時である。
ハーパーは、キリスト教の信仰の中心にあるイエス・キリストについて、そのイメージを大胆に革新しようと試みている。長年の研究を通して、イエスが『新約聖書』の「福音書」に描かれたような歴史上の人物ではなく、より普遍性を持つ神話的な存在であることを確信するに至った。(解説より) |