Home > 書籍案内 > 生きる意味を教えてください─命をめぐる対話

生きる意味を教えてください─命をめぐる対話
タイトル 生きる意味を教えてください─命をめぐる対話

著者 田口ランディ

定価 1,600円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-072-2

発売日 2008/3/1

内容 みんな最期は死んじゃうのに、どうして生きているのかなあ

「ひとはなぜ必ず死ぬのに生きるのでしょうか?」一人の若者から届いたメールが、作家・田口ランディの心にスイッチを入れました。その問いに対する答えを探して、東大文学部の「死生学」ゼミに参加し、認知症老人のグループホームで働き、メキシコにマジックマッシュルームを体験しに行く日々。その過程で出会った、同じ問いを共有できるさまざまな人々と交わした、生きる意味について考える重量級の対話集。ひきこもり、ネット自殺、リストカットの時代に生きるための、心の処方箋です。

プロローグ──ひとはなぜ必ず死ぬのに生きるのでしょうか?
〈世界〉を経由して〈社会〉に戻る道すじ──宮台真司(首都大学東京教授、社会学)さんとの対話
死を想えば生きていることの重荷が降りる──藤原新也さん(写真家・作家)との対話
太古の時代の生命観をITで復元できるか──西垣通さん(東京大学情報学環教授、情報学)との対話
死者からのメッセージをどう読むか──内田樹さん(神戸女学院大学教授、現代思想・身体論)との対話
「みずから」と「おのずから」の「あわい」を生きる──竹内整一さん(東京大学教授、倫理学)との対話
ケアとは「ただ在ること」を肯定する体験──鷲田清一さん(大阪大学総長、臨床哲学)との対話
大丈夫、一生かけて帳尻が合えばいい──玄田有史さん(東京大学教授、労働経済学)との対話
ヒロシマとアウシュヴィッツの体験から──森達也さん(映画監督、作
家)との対話
頭で考えない!からだに訊け!──板橋興宗(御誕生寺住職)さんとの対話

著者プロフィール ■田口ランディ(たぐち・らんでぃ) 
1959年生まれ。作家。2000年長編小説『コンセント』(新潮文庫)を発表し執筆活動に入る。その後、広く人間の心の問題をテーマに作品を発表。小説作品に『アンテナ』『モザイク』『富士山』『ドリームタイム』『オクターヴ』『被爆のマリア』(文藝春秋)、『キュア』(朝日新聞社)など。ノンフィクション作品に『忘れないよヴェトナム』『ひかりのあめふるしま屋久島』『オカルト』『神様はいますか?』『寄る辺なき時代の希望』(春秋社)など。




■ご購入は全国の書店、または下記のオンライン書店で

Page Top