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「自由」は定義できるか
タイトル 「自由」は定義できるか

著者 仲正昌樹

定価 1,500円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-073-9

発売日 2007/9/26

内容 「自由」って、どういうこと?

リベラリズムの「リベラル」も〈自由〉、
「新しい歴史教科書をつくる会」の「自由主義史観」も〈自由〉、
「自由民主党」も〈自由〉
……言葉は同じ〈自由〉でも、みんな別のことを言っていないか? そもそも〈自由〉の定義って何?

人は生まれながらに自由である。
では「話が通じない人を排除する自由」はあるか? 
「他人を奴隷化する自由」は認められるか? 

〈自由〉をめぐるさまざまな問題について、自己決定、自己責任、格差社会、監視社会、市場原理など、現代社会におけるトピックと結びつけて論じつつ、〈自由〉の概念の変容の軌跡を追う、注目の論考。
「真の自由」は定義可能か?
木星叢書第4弾。

著者プロフィール ■仲正昌樹(なかまさ・まさき)
1963年広島県生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学部教授。文学や政治、法、歴史などの領域で、アクチュアリティの高い言論活動を展開。著書に『ポスト・モダンの左旋回』(情況出版)、『法の共同体』『歴史と正義』(以上、御茶の水書房)、『なぜ「話」は通じないのか』(晶文社)、『「不自由」論』『お金に「正しさ」はあるのか』『「分かりやすさ」の罠』(以上、ちくま新書)、『「みんな」のバカ!』『日本とドイツ 二つの全体主義』(以上、光文社新書)、『ネット時代の反論術』(文春新書)、『集中講義!日本の現代思想』(NHKブックス)、『思想の死相』(双風舎)などがある。




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