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ちょっと古びたものが好き
タイトル ちょっと古びたものが好き

著者 岸本 葉子

定価 1,500円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-081-4

発売日 2008/3/6

内容 時を経た気配のあるものは、どこか安心、ささやかに幸せ。

マンションで一人暮らす岸本さんは、時を経た気配のあるものを身近に置いている。骨董的価値では計れないけれど、どこか安心。ささやかな幸せを運んでくれる。

オールドノリタケのティー碗で飲むお茶。
引き戸のある横浜家具のキャビネット。
赤い漆の飯器は一人用。
母から受け継いだ古伊万里や香蘭社の小皿。旅先の古道具店で見つけた思い出の品……。

そこに、ほんのり流れるのは、もしかしたら、なつかしい昭和の時間かもしれない。

カラー写真50点を収録(すべて著者の持ち物です)。

著者プロフィール ■岸本葉子(きしもと・ようこ)
エッセイスト。 1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。保険会社勤務後、中国に留学。身辺に起ること、感じたことなどを、エッセイとしてまとめ、多くの女性の共感を得てきた。2001年に虫垂がんの手術を受けるが、その後も精力的に執筆を続けている。
著書は、『マンション買って部屋づくり』『がんから始まる』『「ほどほど」がだいじ がんから5年』(文藝春秋)、『ぼんやり生きてはもったいない』『からだに悪い?』(中央公論新社)、『刺激的生活』(潮出版社)、『岸本葉子の暮らしとごはん』(昭文社)、『そろそろ旅へ モンゴルのおすそわけ』(東京書籍)、『女の旅じたく』(角川学芸出版)など、多数がある。




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