タイトル |
ゲバルト時代
SINCE1966〜1973
あるヘタレ過激派活動家の青春 |
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著者 |
中野正夫 |
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定価 |
1,800円(本体価格)+税 |
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ISBN |
978-4-86238-094-4 |
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発売日 |
2008/6/4 |
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内容 |
こんな時代がありまして・・・
うなる警棒、飛び交うガス弾、突っ込むゲバ棒。
全共闘の熱狂、機動隊とのバトル、官僚化する党派幹部、男女活動家の制御されざる下半身、刑務所の中。1970年前後、羽田闘争から東大安田講堂の攻防、三里塚闘争、連合赤軍リンチ殺人事件まで、熱い季節を駆け抜けた末端運動家のホロ苦い記憶。革命幻想と現実の間に揺れる活動家の心理とその実生活、過激派セクトの内実を、自らの体験を通して赤裸々に描いたノンフィクション。
★ゲバルト:Gewalt(独語)。威力・暴力の意。国家権力に対する実力闘争。ゲバ。主に学生運動でいう。―― 広辞苑より |
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著者プロフィール |
■中野正夫(なかの・まさお)
1947年生まれ。東京神田で育ち、高校卒業まで神田で暮らす。高校卒業後六年間、『極左?』ゲバルト活動家として党派・職業・住所を転々とする。その後、理工系出版社に入社。退職後の現在は、酒の飲みすぎで身体を壊し無為徒食の身。やがて腐った肉となり腐臭を撒き散らし土となるか、焼かれて千の風になるかを待つ身である。 |
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