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こんな日本でよかったね─構造主義的日本論
タイトル こんな日本でよかったね─構造主義的日本論

著者 内田樹

定価 1,600円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-096-8

発売日 2008/7/12

内容 日本社会の諸問題に対し、「人類学的叡智」でお答えましょう

「少子化問題」は存在しません!
「根本的な変革」はしてはいけない!
「格差社会論」に基づく社会改良政策は、ますます「金で苦労する人」を増やすだけ!
日本は「辺境」で「属国」、それで何か問題でも?
日本がこれから目指すべきは、「フェミニンな共産主義」です!
……
そんなバカな! と感じた方は、ぜひ本書をお読みください。
あまりの暴論ぶりに思わず説得されるはずです。

日常的な現象の裏に潜む本質的「構造」を問題にする、“寝ながら学んだ”構造主義者・ウチダ先生による、目からウロコの日本社会論。これが日本の生きる道?

1章■制度の起源に向かって──言語、親族、儀礼、贈与
2章■ニッポン精神分析──平和と安全の国ゆえの精神病理
3章■生き延びる力──コミュニケーションの感度
4章■日本辺境論──これが日本の生きる道?

著者プロフィール ■内田 樹(うちだ・たつる)
神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。
『街場の中国論』(ミシマ社)『私家版・ユダヤ文化論』『ひとりでは生きられないのも芸のうち』(共に文藝春秋)『村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)『身体を通して時代を読む』『身体知』『東京ファイティング・キッズ・リターン』(共にバジリコ)など多数。




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