世界を救うための経済学的「正解」とは何か。
地球温暖化、感染症の蔓延、水や食糧問題、内戦、教育格差、飢餓、独裁政治、人口増加……。どれだけ金をつぎこんでもむくわれない問題とわずかなコストで劇的成果をあげられる問題がある。気鋭の経済学者たちが提言する世界的危機への解決策。
世界が直面する問題にどう取り組むか? つまり、どこから手をつけて何をすべきなのか? 本書は、こうした世界全体の優先順位についての議論に具体的な材料を投じるものだ。世界で最も差し迫った課題のいくつかについて、その概要と、何ができるのか、それにはどのくらい費用がかかり、どのくらいの便益が見込めるかを論じている。 |