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若者たち──夜間定時制高校から見える日本
タイトル 若者たち
──夜間定時制高校から見える日本

著者 瀬川正仁

定価 1,600円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-135-4

発売日 2009/6/5

内容 夜の闇にひっそりと佇むように立つ夜間定時制高校。そこには、時代の矛盾が見事なほどに堆積していた! ヤンキー系、いじめの被害者、親から虐待を受けた者、援交少女、リストカッター、性犯罪の被害者……さまざまなアウトサイダーが集う、教育システム最底辺校で見たリアルな日本の現実。
生きることに希望を見いだせない貧しい人々の世代間連鎖。親と子、地域社会、あらゆる関係が分断される孤独大国・日本。格差、ワーキングプア、闇社会、精神の病……時代の矛盾を真っ先に受け止める若者たちに、いま何が起こっているのか? その最先端を伝える衝撃のノンフィクション。

序 炭坑のカナリアたち
1 居場所としての夜間定時制高校
2 自分を傷つける若者たち
3 家庭が壊れている
4 暴力という生き方
5 商品化される「性」を生きる少女たち
6 マイノリティたちの夜間定時制
7 夜間定時制という番外地はいま

著者プロフィール ●瀬川正仁(せがわ・まさひと)
東京生まれ。映像ジャーナリスト。1978年、早稲田大学第一文学部卒業。80年代後半より映像作家としてアジア文化、マイノリティ、教育問題などを中心に、ドキュメンタリーや報道番組を手がける。日本映画監督協会会員。日活芸術学院講師。著書に『ヌサトゥンガラ島々紀行』『ビルマとミャンマーのあいだ』(ともに凱風社)、『老いて男はアジアをめざす』(バジリコ)がある。




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