Home > 書籍案内 > 邪悪なものの鎮め方

邪悪なものの鎮め方
タイトル 邪悪なものの鎮め方

著者 内田樹

定価 1,600円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-160-6

発売日 2010/1/23

内容

「邪悪なもの」と遭遇したとき、人間はどうふるまうべきか? 
「どうしていいかわからないけれど、何かしないとたいへんなことになる」極限的な 状況で、適切に対処できる知見とはどのようなものか? 
この難問に、ウチダ先生がきっぱりお答えします。
村上春樹『1Q84』の物語構造、コピーキャット型犯罪が内包する恐るべき罠、 ミラーニューロンと幽体離脱、被害者の呪い、霊的体験とのつきあい方から、 草食系男子の問題にいたるまで、「本当ですか!?」と叫びたくなる 驚愕の読書体験の連続。不透明な時代を生き延びるための「裏版テキスト」。

【まえがきより】
「邪悪なもの」をめぐる物語は古来無数に存在します。そのどれもが 「どうしていいかわからないときに、正しい選択をした」主人公が生き延びた話です。
主人公はどうして生き延びることができたのでしょう? 私自身のみつけた答えは 「ディセンシー」(礼儀正しさ)と、「身体感度の高さ」と、「オープンマインド」 ということでした。どうしてそういうことになるのか。それについては本文をお読みください。

第一章 物語のほうへ──邪悪なもののコスモロジー
第二章 邪悪なものの鎮め方──呪いと言祝ぎ
第三章 正気と狂気のあいだ──霊的感受性の復権
第四章 まず隗より始めよ──遂行的予言集
第五章 愛神愛隣──共生の時代に向かって

著者プロフィール




■ご購入は全国の書店、または下記のオンライン書店で

Page Top