タイトル |
F機関
アジア解放を夢みた特務機関長の手記 |
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著者 |
藤原岩市 |
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定価 |
2,200円(本体価格)+税 |
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ISBN |
978-4-86238-189-7 |
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発売日 |
2012/6/29 |
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内容 |
大東亜共栄の夢を愚直に信じ、中野学校出身者、ハリマオなど少数の精鋭を率いてマレイ、スマトラの民族解放工作に奔走、のみならずインド国民軍を創設しインド独立運動の巨魁チャンドラ・ボースを迎えるという驚くべき成果を あげた藤原少佐とF(藤原)機関。
その栄光と挫折の軌跡をF機関長・藤原少佐が自ら詳細に綴った貴重な手記。
目次より
序文
第一部 藤原機関
志士の暗躍/バンコック潜行/密会/飛電/覆面を脱いだIIL/アロルスターへ/決起/スリム戦線/首都クアラルンプール/シンガポール/東京会談/惜別
第二部 その後
まえがき/モハンシン事件/インパール進撃/デリー軍事法廷/訊問/附記
私の回想
義父のこと
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著者プロフィール |
◆藤原岩市(ふじわら・いわいち)
1908年兵庫県に生まれる。1931年陸軍士官学校卒。1938年陸軍大学校卒。歩兵第37連帯中隊長、第21軍参謀を歴任。1939年大本営参謀本部に転任。第8課で広報・宣伝を担当する。1941年タイ・バンコックに赴任、南方軍参謀兼任の特務機関(F機関)機関長として活動を開始する。主な任務はマレイ、スマトラ、インドの独立運動の支援と対日融和政策の推進。英印軍将校モハンシンらとともにINA(インド国民軍)の創設、インドの独立運動のリーダー、チャンドラー・ボースの招聘など、多大な成果をあげる。戦後、イギリスによる裁判にかけられるも無罪。復員局戦史部に在籍した後、1955年自衛隊入隊。師団長、陸将を歴任し1966年退職。1986年没。
著書としては本書の他に『スイスの国防と日本』(共著・時事通信社)、『留魂録』(振学出版)等がある。
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