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支那の体臭
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タイトル
支那の体臭
著者
後藤朝太郎
定価
2,000円(本体価格)+税
ISBN
978-4-86238-197-2
発売日
2013/4/9
内容
数千年を経てなお変わらない中国社会の基底を流れる通奏低音、その圧倒的な活力と匂い。
中国学の権威が大らかな筆致で活写した1920〜30年代の中国の風俗探訪ルポルタージュ。
本当の中国を理解するための一助となる好著を現代表記で再刊!
第1章 内房の話
第2章 夜の路上風景
第3章 支邦の夜船
第4章 支邦宿
第5章 尼寺の幽趣
第6章 支邦風呂
第7章 阿片室余香
第8章 喫煙パイプの小穴
第9章 扇と虫籠
第10章 古鏡の妙味
第11章 穿てる文字美
第12章 男世帯の商店街
第13章 全て是れ春色
第14章 支邦猟奇行脚
著者プロフィール
■後藤朝太郎(ごとうあさたろう)
1881年愛媛県に生まれる。東京帝国大学文科大学言語学科(中国語学専攻)卒。大学院へ進学後、文部省、台湾総督府、朝鮮総督府嘱託を経て日本大学教授、東京帝国大学講師を歴任。昭和初期の中国学の第一人者。中国大陸に渡り、当時の中国の風俗や文化を自ら取材。
著作は『文字の研究』成美堂書店、『歡楽の支那』北隆館、『支那風俗の話』大阪屋号書店、『支那書道』黄河書院など100を超える。1945年交通事故で死亡。享年65。
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