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そうだ、高野山がある。
タイトル そうだ、高野山がある。

著者 文 片山 恭一
写真 小平 尚典

定価 1,600円(本体価格)+税

ISBN 978-4-86238-216-0

発売日 2015/4/8

内容 2004年「世界遺産」登録の霊山
開創1200年記念出版

人々は高野山へ向かう。様々な思いを込めて。
真言、曼荼羅、生と死、宇宙の真相、そして近代システムへの疑義。 不出世の思想家〈弘法大師空海〉と山の深い神秘に導かれた思索する 小説家の書き下ろし紀行。

世界遺産である聖地「高野山」―空海が開いた天空の都市―
明治以前は高野山全体を総本山金剛峯寺といい、「一山境内地」とされていた聖地。山内に点在する寺院は、塔頭寺院といい、現在境内にある117の寺院の内、52の寺院が宿坊として一般の参拝者も宿泊が出来る。 山内は「奥之院」と「檀上伽藍」を二大聖地とし、今も信仰を集めている。また近年はパワースポットとして注目されている。

【高野山開創1200年】平成27年、高野山は弘法大師空海の手で密教の道場が開かれてから1200年目を迎える。弘法大師は都の喧噪を遠く離れ、紀伊山地の雄大な自然に抱かれた高野山を密教の道場建設の地として選んだ。国や社会の安泰を永遠に祈り、多くの人々の幸福のために活躍しうる人材を育成したいという思いが、1200年という大きな節目を迎え、次の百年、千年への新たな時代への扉が開かれる。

著者プロフィール 文■片山恭一(かたやま・きょういち)
1959年1月5日愛媛県宇和島市に生まれる。愛媛県立宇和島東高等学校卒業。
1977年九州大学農学部に入学。専攻は農業経済学。1981年同大学卒業、大学院に進む。1986年「気配」にて『文学界』新人賞受賞。1995年、『きみの知らないところで世界は動く』はじめての単行本にあたる。2001年刊行された『世界の中心で、愛をさけぶ』はミリオンセラーとなる。著作は『船泊まりまで』 『生きることの発明』(ともに小学館文庫)評論『どこへ向かって死ぬか』(小学館文庫)『死をみつめ、生をひらく』(NHK出版新書)等多数。福岡市在住。

写真■小平尚典(こひら・なおのり)
1954年北九州市小倉北区に生まれる。日本大学芸術学部写真学科卒業。1981年写真週刊誌FOCUS(新潮社)創刊メンバーに参加。
1985年には御巣鷹山日航機123便墜落事故の現場にいち早く到着して取材。後に写真集『4/524』(新潮社)を刊行、BBC放送の20世紀の記録写真家として選ばれる。1987年から2009年まで米国ロスアンゼルスを拠点にグローバルなメディアで活動。現在は東京在住。公益社団法人日本写真家協会会員。米国外国特派員協会会員。早稲田大学理工学部非常勤講師。写真集は『This is NOMO』(新潮社)、『シリコンロード』(ソフトバンクPB)、『原爆の軌跡』(小学館)など多数。




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