書いてきた、生きてきた。
焦土から出発し、数々の名作を生んだ社会派推理作家が、
戦後日本の移ろいに自らの思いを重ねて綴る初の自伝。
『人間の証明』『悪魔の飽食』『運命の花びら』など、
話題作・問題作の数々を世に問うた作家人生のすべて!
社会派本格ミステリーの数々を生んだ屈指の流行作家・森村誠一。焦土を立ち上がり高度経済成長する日本に、「見てから読むか、読んでから見るか」のキャッチフレーズをかかげ、活字と映像のメディアミックスによりファンを増やし続けた稀代の作家は、なぜ書き、いかに生きてきたのか。
東京新聞夕刊「この道」連載当時から話題を呼んだ、作家人生の証明を賭けた迫真の自伝。
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