人は右翼というけれど、中国人朝鮮人をやっつけろというのが右翼なら、日本人が一番エライというのが右翼なら、核武装せよというのが右翼なら、そして愛国を強制するのが右翼なら、私、右翼ではありません。
近現代の日本人と天皇を通して考察する新しい国のかたち。新右翼と呼ばれた天皇主義者がていきする破邪顕正の国体論。
【目次】
第一章 右向け右!
一 反日分子をやっつけろ
二 右曲がりのニッポン
三 権力と大衆
第二章 愛国を叫ぶ反天皇主義者たち
一 愛国政権登場
二 愛国憲法
三 人は右翼というけれど
第三章 天皇と日本人
一 永きもの皇統
二 明治天皇と日本の青春
三 皇太子裕仁親王
第四章 戦争と昭和天皇
一 テロの季節
二 亡国戦争
三 聖断
第五章 新しい国体
一 マッカーサーの時代
二 戦後日本の明暗
三 今上天皇の祈り
第六章 私、天皇主義者です
一 皇室の危機
二 天皇リベラリズム
三 結語
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